-
写メ日記
じゅん 気品漂う極上小柄妻
〔42歳〕
優艶な美妻
※女性プライバシー保護の為、画像・動画の保存等はお控え下さい
-
星読む心で頁を捲れば 風を連れ立ち空の旅 𖤐´- 12/12 21:08
こんばんは⋆☽︎︎·̩͙
風が強く寒い1日でしたね。
どなた様もお加減いかがですか?👋🏻❄
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
さて、今週いただいているこの小さな
お休みに、ふと手を伸ばしたのはホーガンの『星を継ぐもの』でした。
もう何度目かの再読になるのだけれど、やっぱり“名作”というものの威力は凄まじいものです。
特にラストからエピローグにかけての畳み掛け…毎度、感情とは違う場所から涙がこぼれ、
読み終えたあとは意識ごとお空へ昇っていくような感覚です🪐·˚⌖. ꙳
SF界の名作中の名作ですし、何を今更!と、ご存じの方も多い作品でしょう。
あえて知らない方にネタバレを避けて、説明するなら…「科学者やエンジニアが、ほとんど研究室とサロンで会話しているだけなのに
なぜか息を呑むほど面白い作品」そんな塩梅でしょうか。
(そんな説明で、あってるのか?笑)
派手な戦闘もないのに、ページを捲る指が止まらないのは
あの緻密で清らかなまでの科学的考証ゆえの“知性の香り”なのだと思う。
引き込まれ、文字通り「夢中」の境地。
この飽き性なわたくしでさえ、です。
笑
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
よく文学好きのあいだでは
📖「技術屋だけでなく経営者こそSFを読め」
📖「20代にどんなSFを読んだかで人生の質が変わる」
なんて語られたりするものですが…
読み終えて改めて、それが腑に落ちたように思います。
遥か先の世界を思い描く力、
目に見えない兆しを掴み取る感性。
SFって、思考のストレッチでもあり、未来へ向けたひそやかな瞑想でもある気がいたします。
だからこそ読後には、
つい空を仰ぎたくなる。
この“豊かさ”を数百円で味わえるなんて、他の何にも変え難いほど贅沢で尊いことです。
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
次に時間ができたら
『タイタンの妖女』をまた静かに開きたいなと思います。
あれも心をひらく名作ですよね。
ユーモアと哲学が渦巻く、不思議な重力を持った小説。
わたくしにとってはそんなイメージ。
クスッと笑ってしまうのに、
ページを閉じたあと、静かに心に刺さり続ける……
そんな“ずるい魅力”を持っている作品。
人生って、歳を重ねれば重ねるほど予想外のことがいくらでも起こる。
自分なんて思っている以上にちっぽけな存在なのかもしれない。
それでもわたくしたちの人生には、間違いなく確かな意味がある。
難しいのに、易しい。
皮肉なのに、優しい。
笑えるのに、胸の奥がしんと温かくなる。
『タイタンの妖女』は、そんな
“読むと人生の重心がすこし変わるような、たおやかな一冊”
そんなふうに思います。
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
爆笑問題の太田光さんが
“人生でいちばん感銘を受けた本”としてこちらを挙げていて
だからこそ御自身の事務所名を「タイタン」にしたと知った時は、
思わず「おお…!」と唸りました。笑
あの方、ロマンチストなのね🫧
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
そんなことを感じながら、
今日の読書時間の余韻を、胸の奥でそっと転がす夜でございます。
📖(っ˙˘˙)っコロコロ 🪐·˚⌖. ꙳
それでは、おやすみなさいませ。𝒥𓂃 𓈒𓏸
